品質への取組
あらゆる要望に高品質で応えるために、常にパーフェクトクオリティを追求しています。
NSKマイクロプレシジョンでは、ユーザーに満足していただける製品を作るために、努力を惜しみません。ユーザーニーズの把握から製品の検査・出荷、そしてアフターサービスに至るまで、効果的な品質システムを構築・実施し、品質の維持向上を図っております。また、NSKマイクロプレシジョンでは、国内外5工場すべてにおいてISO14001を取得しており、藤沢工場・NSK MICRO PRECISION(M) SDN.BHD.・ISC MICRO PRECISION SDN.BHD. KL PLANT・ISC MICRO PRECISION SDN.BHD. IPOH PLANT の4工場はISO9001を、松川工場はIATF16949を認証取得しております。
妥協を許さない品質管理、超高品質の軸受を支えるISCの測定技術・生産技術
超高精度の軸受を量産するには、加工技術・製品開発技術のみならず、基礎となる測定技術の確立が不可欠です。 NSKマイクロプレシジョンでは、クリーンルーム・最新測定器を導入し、妥協をゆるさない品質管理を行っています。
ユーザーからのニーズ に応える高精度の軸受を量産するためにISCでは、自社で設備・治工具の設計、製作を行っています。
主要機器
FTIR分析器 | イオンクロマトグラフィー |
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LPC測定器 | ガスクロマトグラフィー |
高倍率顕微鏡 | 形状測定器 |
真円度測定器 | 表面粗さ測定器 |
環境への取組
環境に配慮した製品を製造販売しています。
大地に広がる豊かなな緑。太陽の光にきらめく美しい海。鳥たちが優雅にはばたく澄みきった大空。それは豊かな地球の象徴です。もっと環境にやさしくありたい。もっと人々にやさしくありたい。私たちNSKマイクロプレシジョンは、自然環境との調和をテーマに、さまざまな活動に取り組んでいます。
省エネルギーを推進しています。
電力エネルギーを消費する照明設備、空調設備を中心に徹底した省エネルギー対策を続けています。
廃棄物の削減に取り組んでいます。
地球廃棄物を極力出さないことを念頭におくとともに、「自然から生まれたものは自然に優しく返そう」…この気持ちを忘れずに努力しています。
リサイクル化を進めています。
分別処理を徹底して行うことによるリサイクル化を進めています。
神奈川県 藤沢工場における取り組み
所在地 | : | 神奈川県藤沢市宮前645 |
敷地面積 | : | 5,619㎡ |
従業員数 | : | 240名(2019年5月現在) |
事業概要 | : | ミニチュアベアリング・ユニット製品の製造 |
SO14001認証取得 | : | 2001年6月 |
取り組み状況
NSKマイクロプレシジョン(株)藤沢工場は、自然環境に恵まれた湘南の地で世界に誇る超高品質のミニチュアボールベアリングをはじめ、その技術を活かしたユニット製品を通じて、ハイテク分野貢献しています。また、自然環境を後世に伝えるため「自然環境との調和」を主眼に事業活動を行い、環境保全に努めています。
塩素フリー化を達成
2004年度の活動において、ビニールテープの全廃および塩素系加工油剤の代替製品への切り替えに取り組み、全ての製品で塩素フリー化を達成することができました。
ゼロエミッションを達成
この一年、ゼロエミッション(埋立処分量が廃棄物などの総排出量の1%以下)達成に向け活動を推進した結果、2005年3月までに達成することができました。
当工場は、ミニチュア製品を生産しており、多種多様な廃棄物が少量ずつ発生するため、分別や輸送の面で大変苦労しました。そのため、当工場の近くにあるNSK藤沢工場の協力を得て問題解決を図りました。なかでも、従来リサイクルが難しかった研削行程などから発生する廃フィルタ、廃砥石や廃蛍光管など、共同輸送によりリサイクル率98%の目標達成に向け活動を推進します。
ISO14001:2004年度版への移行審査受審
この一年、ゼロエミッション(埋立処分量が廃棄物などの総排出量の1%以下)達成に向け活動を推進した結果、2005年3月までに達成することができました。
地域社会への貢献
当工場では、2002年度から湘南海岸の清掃活動に参加しています。毎年5月の最終日曜日に行われているこの行事にはこれからも継続して参加します。
長野県 松川工場における取り組み
所在地 | : | 長野県下伊那郡松川町元大島2953 |
敷地面積 | : | 16,343㎡ |
従業員数 | : | 208名(2019年5月現在) |
事業概要 | : | ミニチュア玉軸受 |
SO14001認証取得 | : | 2004年4月 |
取り組み状況
NSKマイクロプレシジョン(株)松川工場は、長野県南部の伊那谷に位置し、眼下に天竜川、東に南アルプス、西に中央アルプス連山を仰ぐ雄大な眺望と、四季の移ろいをはっきり感じられる豊かな自然環境の中で、外径10mm以下のミニチュア玉軸受を主体に製造しています。
この郷土の自然環境を後世に伝えるため、より環境負荷の少ない製品づくりを通じて環境保全に寄与することをめざしています。
適切な廃棄物管理のためリサイクルセンターを新設
従来から洗浄液として使用していた環境負荷の大きい有機溶剤(ジクロロメタン)を廃止し、代替品に切り替えることができました。
この他、空気圧縮機の制御・電力施設の改善など省エネルギーには以前から積極的に取り組んできましたが、需要が回復している現在、施設や生産時間の集約によってエネルギー効率の改善を進めています。
また、廃棄物の適切な管理のため、廃棄物の一時保管場所を新設しました。有効に再利用すれば資源という観点から「廃棄物置場」ではなく「リサイクルセンター」として命名しました。
引き取りに好都合な保管容器の形状、廃棄物の処理方法などについて、廃棄物処理業者とのコミュニケーションを頻繁に行いながら、リサイクル率の向上をめざしています。
ISO14001認証取得を通じて社員の環境意識を向上
これらの活動を継続的に展開していくため、環境マネジメントシステムを構築し、2004年4月にISO14001の認証を取得しました。環境活動を展開していく上では、社員全員の意識を高めることが大変重要ですが、紙、ゴミ、電気の削減はもとより、従来からめざしている品質や生産性の向上によっても環境保全に貢献できることを認識してもらいました。昨年7月と今年3月に実施した意識調査の比較からも、多くの社員の環境に対する感心が高まっていることがわかりました。
近隣には、今年環境自治体会議を主催する飯田市をはじめ、早くから環境活動に感心の高い企業も数多く、地域社会との情報交換を活発にし、活動範囲を広げていくことも今後の取り組みの一つを考えています。
社会貢献活動
【湘南海岸清掃活動】
毎年5月に、(財)かながわ海岸美化財団が主催する、江の島片瀬海岸の清掃活動に参加しています。